トリコモナスを判断するにはおりものを見る

性病の一つにトリコモナスがあります。
トリコモナスであるかどうかの見分け方の一つに、おりものの色を確認するという方法があります。
そもそもトリコモナスは、病原菌であるトリコモナス原虫に感染することにより発症するものです。

膣内は普段は酸性に保たれているため、病原菌などが繁殖することが出来ないようになっています。
しかし、原因となる原虫が常在菌を弱らせることにより、様々な症状があらわれます。
この性病は男性も感染・発症しますが、男女を比較すると女性の方が発症率が高いという特徴があります。

性行為によって感染しますが、全ての人が発症するわけではありませんし、発症するまでの潜伏期間があることから、知らず知らずのうちに感染を拡大しているという場合も少なくはありません。
見分け方としては、おりものが増えた・異臭がする、性器の痒みや痛み、尿道炎、不正出血などが挙げられます。

トリコモナスは症状が現れないことも多いもので、特に男性の場合は自覚症状が無いもしくは非常に軽度です。
男性にあらわれる症状として、尿道炎がありますが、症状は重くなることはほとんどなく、1ヶ月もしないうちに完治してしまうことがほとんどです。

女性の場合は、比較的分かりやすい症状がありますので、異常に気がついた場合には、性行為は避け病院を受診するようにしましょう。
また、感染を広めないためにも、特定のパートナーがいるという場合には、パートナーに症状が見られない場合でも一緒に検査を受けるようにしましょう。

なお、トリコモナスの潜伏期間には個人差がありますが、10日前後ということが多いようです。
ただ、早い人では感染から3日、遅い人では感染から発症するまでに1ヶ月ほどかかることもありますので、特に複数の相手と性行為を行ったという場合には、誰が感染源となっているかを特定するのが難しいと言えます。
潜伏期間中も感染力は衰えませんので、注意が必要でしょう。

トリコモナスの完治するのどの段階?

トリコモナスは、感染してすぐに検査をしても分からない事があります。
病院での検査は感染後2~3日程度経った時から受けることが出来ます。
性器の痒みや痛み、おりものの異常などの症状があらわれている場合にはすぐに検査を受けることをおすすめします。

治療方法は、内服薬による薬物療法が一般的ですが、症状がひどい場合には膣に挿入するタイプの薬も併用することがあります。
治療期間は1週間から10日ほどとそれほど長いわけではありませんが、適切な方法で治療をしなかった場合には、治療期間が長くなってしまいますので、医者の指示に従うようにしましょう。

また、治療期間中は、原因菌が患部に潜伏している可能性があります。
感染を広げないためにも、性行為や大衆浴場などの利用は避けるべきでしょう。
そして、トリコモナスは症状が消え、完治をしたと思っても、すぐに再発してしまうことが珍しくはありません。

再発の理由としては、治療が不十分であった・性行為を行った相手がトリコモナスに感染していた・臓器に原因菌が潜伏していたことが考えられます。
トリコモナスは原因菌を完全に死滅させる事が出来なければ、何度でも再発します。
また、薬物療法が長く続くと、薬に耐性を持つ菌が生まれ、治療が困難になってしまうことも考えられます。
最初の治療で完治することが出来るようにするためには、医者の指示に従うことが大切です。

完治については、内服治療を終了した段階や自覚症状が見られなくなった段階で、検査を再度行うことにより判断することが出来ます。
その段階でまだ原因菌が残っているような場合には、さらに治療を続けていくということになるでしょう。
一時的ではありますが、性行為時に避妊具を使用することで、予防につながります。