市販で買える性病の治療薬はある?

個人輸入サイトを利用する女性

性病に罹った場合、病院で治療を受けなければいけないのは分かっていても、恥ずかしい・知られたくないという気持ちがある為、中々病院に行けないという人がいます。
性病は放置すると更なる病気を引き起こす危険性があるほか、大切なパートナーにもうつしてしまうリスクがあるため治療しなくてはいけません。
しかし、日本では性病治療薬はドラッグストアなどで市販されてはいない為、購入する場合には個人輸入代行業者に依頼して取り寄せてもらうことになります。

性病治療薬は、病原体が細菌であるかウイルスであるかによって種類が異なり、ウイルス性の性病に抗菌作用のある治療薬を使用しても効果は得られません。
また、感染した性病によっては自覚症状が弱かったり、場合によっては自覚症状が全く現れないこともあります。
知らず知らずのうちに病原体が体の内部にまで増殖してきて、他の病気を引き起こすことも少なくありません。
そのため、個人輸入で性病の薬を購入する際は、自分の性病が明確になっている場合にのみ利用するようにしましょう。

インターネット通販で購入できる人気の性病治療薬としては、細菌のタンパク合成を阻害して細菌の発育を阻止するマクロライド系の抗生物質やそのジェネリック医薬品、ウイルス性の性病に初感染した際に使用する抗ウイルス薬等があります。
マクロライド系の抗生物質は、性感染症の他にも様々な細菌感染症に効果を発揮する治療薬です。

一方、抗ウイルス薬の作用はウイルス自体を死滅させるのではなく、ウイルスが感染した細胞内で活性化し、新たにDNAの複製を行うことを阻害することです。
ウイルスに一度感染すると、体内の奥にある神経節にまで到達して潜伏してしまうため、薬の成分が届かず死滅させることができないからです。
しかし、初期治療を行うことでその後の症状悪化を防ぐことができ、治癒を早める効果が得られます。
このウイルスは口唇で発症するタイプと性器で発症するタイプの2種類がありますが、どちらのタイプにも有効です。

再発した時にしか買えない治療薬はある?

性病治療薬は原則としてドラッグストアなどで市販されることはありませんが、抗ウイルス薬においては市販薬があります。
それは外用タイプの治療薬であり、再発専用の治療薬となります。
抗ウイルス薬の処方薬は内服タイプで初発の場合に効果を発揮します。
一方、市販薬は外用タイプで、再発した際にその症状を抑える効果があります。

再発専用の外用薬が販売されているのは、薬剤師が常駐している薬局やドラッグストアであり、市販薬であってもこの治療薬は誰でも簡単に購入できるのではなく、薬剤師からの問診に答える必要があります。
問診の結果をもとに薬剤師が販売を許可するかを決定します。
そのため、嘘の回答をしたり適切でないと判断された場合には、販売の許可が出ない可能性もあります。

なぜ、薬剤師の問診が必要なのかというと、例えば初発なのに再発と嘘を言って外用タイプの治療薬を購入したとしても、病変箇所の症状を緩和するのみで、初発の重い症状を改善させることはできないからです。
初発の場合は、まず内服タイプの治療薬でウイルスの活動を抑えることが大切であり、それによって体内へのウイルス増殖を抑えることもできます。

ウイルスによる性病は完治させることはできません。
そのため、一度症状が改善されても体調を崩して抵抗力が弱まると再発する確率が高いです。
ただし、再発時の症状は初発に比べて軽く済む場合が多い為、市販薬として外用タイプの治療薬が販売されているわけです。

外用タイプであっても、用法・用量を守らないと効果が得られなかったり副作用を引き起こす可能性がある為、薬剤師の判断のもとで購入するようになっています。
このように、ウイルスによる性病に罹った場合には、自分が初発なのか再発なのかで使用する治療薬が違ってくるので十分に注意しましょう。